キャンプでバーベキューをしていると、どうしても風が強いときってありますよね。
せっかく上手に火起こしができたのに、なかなか暖まらないし火の粉は舞うしでテンションダウン。
過去に私は、いっそテントの中で調理したい!って思ったことが多々ありました(笑)
しかし、閉鎖的な空間での焚き火は、換気の問題や熱でのダメージを考えると現実的な対策ではありません。
そんなときに、とても使えるアイテムが「ウインドスクリーン」です!
ウィンドスクリーンは、風除けにもってこいのキャンプ道具。
キャンプをするときに、絶対に必要な焚き火を風から守ってくれます。
また、熱を反射させて燃焼を助ける働きがあり、効率的に暖を取るのに活躍してくれます。
- 焚火やコンロの火を風から守ってくれる
- 燃焼を安定させてくれる
- 効率的に周りを暖めてくれる
- 見た目がカッコいいから雰囲気がでる(笑)
快適に、ストレスなく、安心してキャンプを楽しむためには、持っておきたいキャンプ用品!
登山などのアウトドアをするのにも便利です。
また多くのブランドがモデルを展開しており、様々な素材、カラー、仕様のアイテムがあります。
デザイン性に優れ、キャンプサイトを個性的でおしゃれに飾ることもできる優れもの。
しかし、数が多すぎて、どんな商品を選べばいいのか分からないし、本当に必要なのか疑問ですよね。
そんな方の疑問を解決するために、この記事では「ウインドスクリーン」の魅力や効果、選び方やおすすめのモデルについて紹介します。
リフレクターとも呼ばれているよ!
ウインドスクリーンの選び方
ウインドスクリーンを選ぶときのポイントは4つです。
- 大きさ|コンロや焚き火台より大きいものを選ぶ
- 材質|布と金属の2種類
- 重さ|軽いと持ち運びやすい
- 転倒防止|倒れないように固定できる
ウインドスクリーンには、いろいろな種類があるので、どれを選んでいいのか分からない方も多いと思います。
でも大丈夫です!
上記の4つのポイントを押さえれば、あなたに合うウインドスクリーンを選ぶことができます。
アウトドアライフを充実させるためにも、キャンプスタイルに合わせてモデルを選びましょう!
各ポイントを詳しく解説していきますね。
大きさ|コンロや焚き火台より大きいものを選ぶ
ウィンドスクリーンは、コンロや焚き火台、バーナーより大きいものを選ぶことがポイントです。
どんなに理想的な材質や形であっても、焚き火台よりウィンドスクリーンのほうが小さいと、風が侵入してしまうので火が消えてしまいます。
大きさは必ず表記されているので、自分が使用するコンロや焚き火台の大きさよりも大型のものを選びましょう。
ウィンドスクリーンの大きさを選ぶときの目安は、以下を参考にしてみてください。
横:焚き火台やコンロの約3倍の幅
縦:焚き火台やコンロより30cmほど高い
材質|布と金属の2種類
材質は大きく分けて「布」と「金属」の2種類があります。
見た目やメリットもそれぞれ異なってくるので、使用シーンや好みに合わせて参考にしてみてください。
特性 / 材質 | 布製 | 金属製 |
---|---|---|
耐風 | 紐やペグで固定するため高い | 紐やペグで固定をしても布には劣る |
設営難易度 | ペグダウンの必要があるため少し手間 | 広げて使用するため比較的簡易 |
輻射熱の反射 | 低い | 熱反射効果は高い |
耐火 | 穴が開く場合がある | 火が燃え移りにくい |
布は風防効果が高い分しっかりと設営する必要があるため、手間がかかってしまいます。
また、値段も布より金属の方が安いですが、布タイプのウィンドスクリーンはなんと言っても見た目がかっこいいですよね!
素材や加工はモデルによって異なりますが、より手入れがしやすいのも金属製になります。
重さ|軽いと持ち運びやすい
持ち運びをすることを考えると、なるべく軽量なモデルを選びたいですよね。
金属製のモデルの方が軽量である傾向が高いですが、布製はコンパクトに収納できる物が多いです。
キャンプスタイルや交通手段に合わせて選んでください。
転倒防止|倒れないように固定できる
転倒防止の補助器具が付いているウインドスクリーンを選ぶことが重要です。
ウインドスクリーンは風除けの目的で使用するので、風が非常に強い場面で使うことが想定されるからです。
転倒しないように固定ピンやペグなどの固定器具が付属しているものをおすすめします。
風の強さに負けて転倒しないウインドスクリーンを選ぶことが重要です。
倒れちゃったら何のためのウインドスクリーンか分からないよね・・・
【厳選】おすすめのウィンドスクリーン
多くのブランドが出しているウィンドスクリーン。数が多くてどれを選んでいいのか悩みますよね。
この記事では、「金属製」と「布製」に分けて、それぞれのおすすめのモデルやサイズ、特徴などを紹介していきます。
- 金属製のウィンドスクリーン
- 布製のウィンドスクリーン
- 大型のウインドスクリーン
ぜひ参考にして、あなたのキャンプスタイルに合わせて選んでみてください!
金属製のウィンドスクリーン
金属製のウインドスクリーンを紹介します。
キャンプグリーブ 大型反射板
種類:高さの異なる5サイズ
サイズ:幅120cm×高さ30cm〜70cm
重さ:(低い順に)約1/1.2/1.6/2/2.3kg
素材:亜鉛メッキ鋼板
- 付属のOリングを使用し、ペグ打ちが可能なため耐風性がある(ペグは付属しないため手持ちのものを使用)
- 表面が特殊加工されていて、熱の反射率が高い
- 上部についているOリングでウィンドスクリーン同士を連結することが可能
キャプテンスタッグ 風防 ウインドスクリーン
種類:大きさの異なる2サイズ
サイズ:幅40cm×高さ24cm、幅93cm×高さ45cm
重さ:約450g/2kg
素材:ステンレス鋼
- 灰受けとしても使える2way使用
- 両脇についているストッパーを地面に刺して簡単に固定することができ、安定性もある
YOLER 大型風除板 ウインドスクリーン
種類:高さの異なる4サイズ
サイズ:幅180cm×高さ30cm〜60cm
重さ:(低い順に)約1/1.4/1.7/2kg
素材:亜鉛メッキ鋼板
- Oリングとペグが付属でついてくるため、別途用意する必要がない
- 特殊加工で汚れがつきにくく、料理の際も安心
- 汚れがつきにくいため、油はねガードとしても使用可能
ユニフレーム ウインドスクリーンL
サイズ:幅155cm×高さ90cm
重さ:120g
素材:ステンレス鋼
- 地面側についているストッパーで安定性アップ
- 軽量のモデルで持ち運びしやすい
- 薄板軽量設計でとてもコンパクト。収納時の厚さは0.4cm!
TokyoCamp 焚き火リフレクター
サイズ:幅144㎝×高さ40㎝
重さ:1.7kg
素材:スチール製
- 地面との接地面に隙間があるので、空気の通りが良く焚き火を効率的に燃焼することができる
- ストッパー付で安定性がある
- 金属製で珍しい黒色
布製のウインドスクリーン
布製のウインドスクリーンを紹介します。
LOGOS TAKIBI de JINMAKU 81064040
サイズ:幅90×奥行90×高さ101cm
重さ:2kg
素材:ファイバーグラス(シリコンコーティング)
- 国内大人気ブランドロゴスの陣幕
- 500度まで耐熱ができるファイバーグラス生地で熱に強く、火の粉からも守ってくれる
- 同素材のロングタイプもあり、自身のキャンプスタイルに合わせて購入できる
BUNDOK:焚火 リフレクター BD-523
サイズ:幅200(上部80)cm×高さ70cm
重さ:700g
素材:コットン100%
- 付属のロープをペグ打ちするだけのため、設営が楽
- 構造がシンプルなため初心者におすすめ
- バンドックの人気ハップテント「ソロベース」と同色のため、相性抜群
FIELDOOR 焚火スクリーン220
サイズ:幅220cm×高さ74cm
重さ:1.5kg
素材:ポリエステル65%、コットン35%
- 撥水加工と防カビ加工がしてあり、お手入れが楽
- 付属ポールの先端が尖っていて地面に刺して使用できる
クイックキャンプ 焚火陣幕-homura
サイズ:約幅240 (上部140)cm×高さ70cm
重さ:6.2kg
素材:コットン100%
- フレームをハンガーとしても使用することができて、食器や器具をかけておくことができる
- カラーはサンド、カーキ、ブラックの3色展開で自身のギアやキャンプサイトに合わせて選ぶことができる
- ランタンフレーム付き
MAAGZ 焚き火陣幕NOMAD
サイズ:幅102cm×高さ35cm
重さ:386g
素材:アメリカ製 ALBERTON ARMY DUCK/アーミーダック 18oz
- 軍需用物資の素材としても使われる最高級アーミーダックを使用
- 耐久性が高く、熱にも強い素材
- 内側にポケットがついており、焚き火の際に使用する道具をしまうことができる
ウインドスクリーンは必要?効果は?
風防と聞くと、テントや寝袋などと比べると優先順位の低いサブギアって感じのイメージを持ちますよね。
ウインドスクリーンがいかに重要なキャンプギアかを理解してもらえるように、ウインドスクリーンの効果を紹介します。
名前の通り大きな目的は「風防」、風よけとして大切な焚き火を風から守ってくれる役割を果たします。
また、「リフレクター」とも呼ばれる通り、熱を反射させ外に逃がさないので、周囲を暖め冬場のキャンプでは必要不可欠なアイテムと言えます。
また反射熱で効率的に燃焼を助けてくれるため、燃える薪の減りを遅くしたり、調理の際は食材への火の通りを早くしたりする効果もあります。
風を防ぐ以外にも、いろいろな機能があるウィンドスクリーン。焚き火をするキャンプでは必須ギアと言えますよね。
ウインドスクリーンの使い方
風の吹く方向にもよって変わりますが、基本的にはテントやタープを背にして焚き火を挟んでウィンドスクリーンを置きます。
ペグを打つ必要があるものはしっかりとペグを打ち、ウィンドスクリーンにペグがついているものはしっかりと地面に差し込みましょう。
ひと手間で強度がかなり上がります!
まとめ|ウインドスクリーンを使えば快適なキャンプができる
今回は、ウィンドスクリーンのおすすめと選ぶときのポイントを中心に紹介しました。
キャンプや登山などのアウトドアで、必ず使う火。ウインドスクリーンは、火を守ってサポートしてくれる便利な道具です。
冬場は暖を取ることができるので、暖かく過ごすことができます。
ウインドスクリーンの効果をまとめると、
- 焚き火台やコンロの火が消えないように風から守ってくれる
- 焚き火の熱を上手く回してくれる
- 暖を取ることができる
まさに、火の相方といったところでしょうか(笑)
テントや焚き火台、タープ、テーブル、チェアなどと比べると、メインのキャンプ用品ではありません。
どちらかと言えば、モブキャラかもしれません。
しかし、持っていると、とても快適なキャンプライフを過ごすことができます。
安価で軽量の使いやすいアイテムもいろいろとあるので、ぜひこの機会にウインドスクリーンを使ってみて下さい。
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